あらすじいつもそこにいた君が、今はもういない。大学進学を機に晃が家を出てしまったことで、日々の中に埋めきれない虚ろさを感じていた桂一。そんな中、仕事で家を空けていた母が帰国し、母の言葉に桂一は晃が家を出ていった意味を考える。堪えようのない想いに、桂一が出した答えは――。
でこら通報4.0どんな関係であっても大事な人と思えるのは素敵この作品をもっと前に読んでいたらタブーに触れる、読んでる方も後ろめたくなる感じだったんだろうけど、少しずつ世の中の許容範囲が広がって、後ろめたさが減りました。それでもその許容範囲の中に含まれるかギリギリのラインで、もしかしたら含まれない関係なのかもしれないけど、その人が大事といえるのは素敵なことだと思いました。2023/09/17いいね
h-cotori通報3.0美しいね「兄の身に何かが起きた時、兄がひとりぼっちになることがないようにお前を産んだ」と母親は妹である娘に言う。大抵の場合そんなことを言われたら娘の方は、「私自身の存在意義は何なの?」となりそうだけど、そうならないからこの結末に至る。1〜7巻までは別のサイトで読み、どういう結末に辿り着くのか興味があって最終巻だけこちらで購入。もう一、二回読み返して消化したいところです。2023/05/19いいね