乙嫁語り 7巻

尋常じゃない絵の描き込みっぷりに、台詞がほとんどないのにじっくり見過ぎて時間がかかるという珍しい経験をしました。

近代の中央アジアが舞台で、そこに住む綺麗なお嫁さん達の物語が淡々と語られていきます。淡々とですが全く飽きることがありません。飽きるどころか最新刊の馬競べシーンなんか圧倒されました。

大判の紙版が出されていることも頷けます。見開きシーンが多いので、電子版よりも紙版のほうをお勧めします。

人物もとても魅力的で素敵なキャラがたくさんで読んでいて面白いのですが、風景や動物の描写が圧倒的で、物語の世界に引き込まれます！コミックも持っていますが、電子版も買ってしまいました。

とにかく緻密で繊細な絵!!『漫画』でありながら『絵』として楽しめる。
そして歴史や文化を知ることができる。
楽しみながら知識の増える賢くなる漫画です。

今まで他で買っていた森薫作品がAmebaで読めるﾟ+.ヽ(≧▽≦)ﾉ.+ﾟ
アミルさんが強くて美しくて天然で可愛い。
色々なキャラが、それぞれに生きていて物語が丁寧に描かれてゆくところが魅力。