あらすじ普通の恋人同士のように、ごく自然に関係を持つようになった周と花房。しかし、からだを見ようとする周を、「あたしは神様のつくったおもちゃだわ」と花房は頑なに拒む。花房のからだに隠された秘密とは……。 一方、樹里は花房とその友人、七臣との倒錯した関係にのめりこんでいくが、それでもなお周を取り戻そうと策を弄する。 嫉妬、欲望、交錯する人間関係の中で、それぞれの運命の歯車が、少しずつ狂いはじめる。