あらすじ4月 それはちょっとした好奇心から始まった。郊外の葡萄棚がある古い一軒家で、同棲を始めた寿々と啓輔のふたり。ふたりでいかに心地よく暮らすか思案する毎日が楽しくて 楽しくて。出会ってからまだ半年のふたりだったが、あの時のふたりの世界は「好き」の一言で動いていた。…あの1年の思い出は少しほろ苦い葡萄酒の味。