あらすじ石堂みゆきには、人の死を霊視出来る能力があった。家が近いこともあって小学生の頃から仲のいいナナ、亜紀、京子の友達がいる。その三人にとりついている霊が、みゆきには見えたのだが、結局助けることが出来ずに、三人は次々と死んでしまった。それは大正時代に金貸しとその仲間に騙され、末代まで恨むと言い残して死んだ呉服屋の怨念だった…。「少女首つり症候群」 チョー怖い、ホラー短編集。他に「怪談ろくろ首」「おいで おいで」「アニサキス」「岩子生変」を収録。