あらすじ冬休みの宿題に出された“わが尊敬する偉人の研究”に、忠治は故郷の生んだ国定忠治を選び、赤城の山の郷土図書館へ資料探しに出向く。がその結果、国定忠治がいかに極悪非道な人物だったかを知った。打ちのめされた忠治は荒れ、無法な連中と次々にケンカをし、警官まで投げ飛ばす始末。しかし結局、自分が憧れていた通りの“男の中の男”になればいいと、達観するのだった。忠治のケンカは止まなかったが、大山泰子が転校してきて、その巨体で男子生徒を屈服させようとした時――。