最終巻。友人のオカマ・マキを使って殺し屋二人を引き離し、ホテルに残った方を私が殺した。もう一人の方は、流石会の男7人が狙い、共倒れに。私と由木は流石会の会長邸を襲い、金を奪って会長達を殺して逃げた。由木はこれで自由になったと言うけれど、私はそんなもののために殺戮を繰り返してきたんじゃない。由木は病気を抱えていた。由木の母の元・北海道へと向かう。あんたの血を確かめたい。優しかった由木の母。刑事の速水が来て銃撃戦になり、母は死んだ。右手を失ってもなお負ってくる速水。津軽海峡を望む汐首崎へ。そこで狙撃され、由木は死ぬ。私は海へ消えた。母さんが、地獄で呼んでいる…。