筆者はグレーゾーンをどこまで調べたのか
最初の1巻から2巻の始めまでは『発達障害やグレーゾーンに苦悩する夫婦』を描けていましたが、2巻の途中からグレーゾーンと言うよりただのクズの寄せ集め漫画になっているような気がします。
主人公も最初の方は一緒に苦悩したり模索したりしていましたが、煮え切らない態度だったり、誤解を与える行動を取ったり、次第に共感出来なくなってきました。
職場の人は比較的親切ですが、主要人物全員が性格も行動も最悪。
まだマシなのは旦那の父親かと。最も父親も息子の行動に疑問を持ちながら放っておいた無責任な部分はありますが。
それよりも筆者はグレーゾーンや発達障害について、資料で調べたり専門家に聞くなりしたのでしょうか?
まさか、聞きかじりだけの知識で書いていませんよね?
グレーゾーンや発達障害をテーマにしている割には、あまりにも浅い知識に驚いています。
グレーゾーン云々の前にただのクズな旦那にしか見えません。
結局筆者は何を描きたいのでしょうか。グレーゾーンに悩む夫婦?それともクズたちのイライラする泥仕合?
もし前者なら、然るべき資料なりを参考にして描くべきかと思います。