「何をしても傍に置こうと決めた」そう言って先生は私を優しく愛撫した――
端正な顔立ちをしている狩谷教授は女嫌いで有名だ。そんな先生に私は半年前、拾われた。ただその理由に恋愛的要素はなく、「ストレス軽減の為に抱き枕になる」という謎の条件付き。周りからは変人扱いされている先生だけど、私にとっては行く当てがなかった私を助けてくれた唯一の人。だから誰が先生を悪く言おうと私だけは先生の見方でいたい。たとえ自分がどうなろうとも…。そんなある日、深夜に帰ってきた先生。だけどその肌は赤く腫れていて――…!? 【桃色日記】