あらすじとても敵わないと思われた宮本だったが、大激戦の末日高に勝利する。没我の境地で戦った宮本に、皆は驚愕した。そして決勝戦。また先鋒になった宮本は、立て続けに2本を決めて勝つ。しかし主将の吉田が敗れ、英知高は準優勝に終わった。なぜ宮本に負けたのか思索する日高。その秘密は、宮本の育ちにあることを、日高の兄が語った。やつは、天狗の落とし児だと。山奥で仙人のような老人に育てられ、猿のような身軽さを身につけていた野生児。それが宮本だったのだ。