【四挺の弦楽器と四人の弾き手の絆の物語】
カルテット結成を懸けて
天然素材奏者・朝倉てんが挑んだ
桃木プロジェクトのオーディション。
挑む課題曲はバッハのバイオリン協奏曲第1番。
出だしは上々。
だが、てんは彼の特質である“耳の良さ”が災いして
演奏を止めるという致命的なミスをおかしてしまう。
もはや、オーディション合格は絶望的な状況に………
そして惑いを抱える“元”天才少女・久保提凛音の
元には、ソリストとしてステージ復帰という
思いがけぬチャンスが舞い込んで来て…!?
一度は奇蹟のようなハーモニーを奏でた4人。
片田舎の町で出会った彼らの
カルテット結成という夢も、もはやここまでか…?
本格弦楽物語、人生を動かす第4巻!!