全国各地の刑務所や拘置所で面会した殺人犯。本書では、個性が際立っていた「7人」について、面会と文通の記録をはじめとする膨大な取材データに基づき、実像をマンガで克明に描き出す。
日本中の誰もが知っているような有名な殺人犯たちについて、実際に本人と会った者でしか知りえなかった実像と事件の深層、意外なエピソードの数々はとても興味深い。
◆小泉毅(面会場所・東京拘置所)
元厚生事務次官宅連続襲撃事件(平成20年)――「愛犬の仇討ち」で3人殺傷
◆植松聖(面会場所・横浜拘置支所)
相模原知的障害者施設殺傷事件(平成28年)――19人殺害は戦後最悪の記録
◆高柳和也(面会場所・大阪拘置所)
兵庫2女性バラバラ殺害事件(平成17年)――警察の不手際も大問題に
◆藤城康孝(面会場所・大阪拘置所)
加古川7人殺害事件(平成16年)――両隣の2家族を深夜に襲撃
◆千葉祐太郎(面会場所・仙台拘置支所)
石巻3人殺傷事件(平成22年)――裁判員裁判で初めて少年に死刑判決
◆筧千佐子(面会場所・京都拘置所)
関西連続青酸殺人事件(平成19~25年)――小説「後妻業」との酷似が話題に
◆上田美由紀(面会場所・松江刑務所)
鳥取連続不審死事件(平成16~21年)――太った女の周辺で6男性が次々に……
(この作品は『マンガ 「獄中面会物語」』に収録されております。重複購入にはご注意ください。)