「んっんっ…うんっ…ああっ!大きい!体がキュンキュンするぅ!気持ちいいよお兄ちゃん!」僕の名は鬼瓦バキ。遠い昔、桃太郎に退治された赤鬼の末裔だ。現世で桃太郎一族を根絶やしにして、今度こそ鬼が支配する世界を実現させるつもりだったのに、桃太郎や金太郎の末裔がみんなカワイイ女の子だとわかり、あっさり彼女達の仲間になってしまった。現代の「おとぎ話」シリーズ、第三弾!敵に捕まった一寸法師の末裔、舞(まい)ちゃんをなんとか助け出してほっとしていると、今度は金太郎の末裔、神奈子(かなこ)ちゃんに部屋に呼び出された。突然「私とセックスしてっ!」と言われて驚く僕に、彼女は自分が二重人格で、いつか自分は消えてしまうかもしれないと告げるのだった。だが、その後に出てきたもう1人の人格は、消えるのは自分の方だと言い――?「あっ…恥ずかしい…あっああ!だめ!兄ちゃんッ…あっ!やぁぁぁぁ!!」「はぁぁんっ!好きっ大好きっ!兄貴ィィィ!俺の事っ…忘れないでよっ!?」2人の神奈子ちゃんは、本当に消えてしまうのか――?