「君みたいな子の血がたまらなく旨くて――最高に滾るんだ」父親に押し付けられた借金のせいで、金貸しである小松野のもとで働くことになったいろは。〈女性ならどんな額でも貸してくれる〉という噂の彼は、実は金を貸す代わりに相手の血を吸う、吸血鬼だった!? 血を吸われる瞬間は強烈な快感が体を襲うらしく、女性客は彼に夢中。そんな彼に対して相変わらずいい印象を持っていないいろはだったが、ふと彼の意外な一面を見てしまって……?※この作品は「Pinkcherie(ピンクシェリー)vol.16 -fleur-」に収録されています。重複購入にご注意ください。