18世紀。自由な新天地を求めて農民テリーはアメリカへ旅立った。父が残した、たった一冊の本「統治二論」を片手に握りしめて。
農地を開拓し、たくましく生きるテリーは、その過程で自然権。国家と個人の契約について学んでいく。古典的自由主義の名著「統治二論」をまんがで読み解くことで、現代のアメリカの抱える問題”銃器による犯罪が絶えないのはなぜか?”が解き明かされていく。
・目次
プロローグ
第一章 自然権とパトリアーカ
第二章 所有権と貧富の差
第三章 国家の成立とアメリカ大陸
第四章 政治的権力と抵抗権
エピローグ