あらすじ大寒波襲来、壊滅的打撃、世界初期化。人工冬眠から五百年ぶりに目覚めた舞鶴太郎(まいづるたろう)は、愛する家族も財産も全て失った。絶望の淵から這い上がり、理想の暮らしと生きがいを求めて、祖国「日本」を目指す。ヒトと文明の歴史をさかのぼるグレートジャーニー。人類よ、これが未来だ!! 傑作大河漫画『へうげもの』で500年前における「文化」のルーツを描き倒した山田芳裕。この『望郷太郎』では一転、500年後の「文明」を描く! 舞鶴太郎の旅は凍てつく中央アジアから始まり、バイカル湖畔(ヤープト村)にて仲間を得て、日本まであと2000km、大国マリョウにまでたどり着いた。そしてこの地の経済を転覆しかねない大計画・不換紙幣の乱発を主導することで、思わぬ「闇」へと身を投じることとなる……! この最新遠大野望作、週刊「モーニング」で年2回の「ブロック連載」中。「コミックDAYS」でも好評配信中!!
リンゴさん通報4.0地球が大寒波に見舞われたために異国の地で500年の冬眠を余儀なくされた主人公、太郎が目覚めると、一緒に冬眠していた家族はとうに亡くなっており。外に出てみても自分以外に人がおらず、街も崩壊していて…。落ち込み続けていても仕方がないので、兎にも角にも母国である日本を目指して出発するのでした、というあらすじです。最初は独特な絵柄に少し戸惑いましたが今は慣れました。ストーリーが進むにつれ、文明が崩壊した世界で主人公は500年前に培った知識と経験をもとに奮闘していきます。別に歴史物の作品でもなんでもないのに、何故か歴史物っぽいなと思ってしまうのは自分だけかな?ただのガラスの食器が貴重で高級な物とされていたり、古の武器とか言ってチェーンソーが出てきたりするのも面白いです。個人的にはジェフリー・エプスタイン関連の描写にいいぞもっとやれって感じです。(告発的な意味で)まだ途中までしか読んでないので最近の展開までは分かりませんが、日本にたどり着けるのか、日本はどうなっているのかなど、やはり気になるので最後まで追ってみようと思います。作者さんは「へうげもの」を描かれた方なんですね。こちらも気になっているので読んでみようと思います。2024/01/03いいね
モモさん通報5.0面白いです。最初は絵が苦手でしたが読み進むうちに気にならなくなりました。むしろ表情の見せ方が抜群上手く感じるようになりました。 五百年後の未来に1人ぼっちだった主人公が、生き抜いて行くお話です。是非読んでほしい作品です。2024/01/03いいね