【人はみんな、不確かな物語を生きていく。】元“大人気美少女作家”のぼく、井上心葉と、物語を食べちゃうほど愛している“文学少女”の天野遠子先輩。二人きりの文芸部に届けられる、謎の数字の書かれた紙片を追って、二人はそれぞれの雨宮蛍という少女のことを調べていく。蛍の彼氏だという、遠子の居候先の家の男の子、流人。行方不明になってしまった彼を捜しに、蛍の家を訪れた二人は、地下室に閉じこめられてしまう。そこで二人が目撃するのは…。数字の謎とは? 蛍そっくりな夏夜乃の正体は? 後見人の黒崎の秘密とは? すべての謎が明かされる感動の最終巻!(C)2006 Mizuki Nomura・Miho Takeoka (C)2013 Rito Kohsaka Licensed by KADOKAWA CORPORATION ENTERBRAIN