父親が死んでからずっと万里子はひとりで北斗を育ててきた。大河内雷造に投げかけられた言葉が北斗の心を揺さぶり続けていた。『幸せな結婚を夢見ない女がいると思うか?』。万里子は北斗さえいれば幸せだと言うが、すべてを北斗に捧げてきた万里子は、そんな人生を後悔していないのだろうか? なんで父親の話をしてくれないのだろう? そんなことを考え悶々とすごしていた北斗だったが、万里子の同僚ホステスの子供達が寂しそうに公園で佇むのを発見する。2人を自宅に招いた北斗は偶然、その兄の腕にアザを見つけてしまう。虐待!? もしかして俺の父親もそんなひどい奴だったのでは……。そして北斗の父・昴と万里子の物語が紐解かれる。伊藤ゆみ先生がお贈りする、北斗と万里子の愛あふれるドタバタ感動ストーリー、第2巻(全5巻)!!