あらすじ「次で負けたら棋士としての自分は殺される」。かつて神童と呼ばれた奨励会棋士・向井は現在、棋道の崖っぷち。追い詰められた気持ちのまま訪れた将棋クラブでアマチュア一級を持つ盲目の少女と指すことに。ナメて臨んだ勝負で逆に追い詰められる。「アマに負けるなんて我慢ならない」…相手の目が見えないのをいいことに、自分の手が静かに盤上へ動く…その時、彼を鋭く見つめる目が!