猫田との打ち合わせの後、満員のエレベーターで猫田の体温と匂いを感じ勃起してしまった辰巳。異変に気付いた猫田は辰巳をトイレに避難させ出て行こうとするも、辰巳は傍にいてほしいと言う。自分にしがみつき、必死にオナニーをする辰巳が可愛く見えてしまった猫田は思わずキスをしてしまうと、辰巳は想いを溢れさせ、ついに自分の想いを告げたのだった。急なことで戸惑い自宅に帰っても上の空の猫田から事のあらましを聞き、あれだけゲイであることをひた隠しにしてきたのにと憤慨する羊。何よりも二人が付き合い始めると、猫田との生活もできなくなってしまう。家主と居候、それだけの関係でしかなかったはずなのに――羊はようやく自分の気持ちに向き合うことになる。