2019年、メジャーデビュー40周年を迎えた漫画家・柴門ふみ。40周年を記念して、初期傑作選を電子版で復刻!授業中、ノートをとろうとしない太田原薫子は学校の問題児。しかし、父親が高名な社会学者のため教師も口出しが出来ない。「白いノートに文字なんか書きたくない」薫子の頑なな態度には、ある理由が……「ホワイトノート」。芸大を目指して東京で二浪中の哲郎は、夏休みも帰省せず、ブラブラと過ごしていた。ある日、高校時代のマドンナ倉橋と街で偶然出会った哲郎は、女子大生になった彼女のことが頭から離れられず、深夜に電話をかけてしまう──「20才のぼくの夏日記」他に、「世良クンに会ったのよ!!」「桑田クンがんばって!!」「Tokushiman Graffiti’72」「反逆天使の墜落」「いちばん寒い僕の冬」「12月物語」。デビュー前にケン吉名義で描いたナンセンス漫画「嘔吐」「別れのことばはいわないで」「不倫の恋」「わたしにとって民主々義とは何だろう?」「共通一次」も収録。