あらすじ「痛いっ、お母さん、足が痛いっ」私の娘・美穂は、事故でなくした左足の痛みを訴える。医者に痛み止めをうつフリをしてもらうことで一時的に症状は治まるけれど、足がなくなってしまったことを美穂に認めさせなければ、いずれ心も病むかもしれないと……。バレエ一筋で練習漬けだった美穂に、そんな酷な事を認めさせるなんて、どうやって……? 考えた末、私は娘をある施設へ連れていく――