青い羽を持つ美しい悪魔・マナと青い瞳を持ち悪魔と天使のハイブリッド・いづみ。異端同士の二人が番として幸せに暮らせる日々は訪れるのか――マナたちの世界――魔界にきてから徐々に能力が戻りつつあるいづみは、時折、記憶の断片を夢で見るようになっていた。そんな最中、ずっと"特性"を抑えることに興味がなかったマナも、いづみと一緒にいるため悪魔の一人・ベルゼブブに"特性"をコントロールする術を乞う。いづみに自分の"特性"を打ち明けることを躊躇っていたマナは、自分の中に芽生えた「いづみに疎まれたくない」という感情に戸惑いを覚えながらも、いづみへの想いが確実に変化しているようで…?