あらすじ夏の玉竜旗に向け、国領の師範のもとで修業を積む了一。呼吸すら悟らせない「無の打突」の習得を試みるが、彼にこびりついた殺気は根強く、打突の気配を殺すことに苦戦していた。その様子を見かねた国領が了一に問いかける。 『人殺したことあんの?』 了一が超えてきた「一線」とはーー!?彼の秘められた過去が、徐々に明かされる。