【フルカラー242ページ】とある地方都市の大学に通う大学生「松原良治」はアパートで一人暮らしをしていたが、近くには叔父一家の家もあり、生活費が苦しくなる月末にはちょくちょく食事に行ったり、従兄妹の未央の勉強を見てやったりと、比較的親密な親戚づきあいを続けていた。叔父が忙しく全国を飛び回っているので、良治は未央や妻の霞にとっては頼りになる存在でもあった。そんなある日、空き巣事件が発生したので、それを契機に今のアパートを引き払い、自分の家に下宿しないかと提案される。霞や未央に勧められるままに、下宿生活に入る事になる。霞に対して淡い憧れを抱いていた良治は、色々と妄想に耽ってしまう。こうして人妻である霞と未央との奇妙な共同生活が始まると共に、霞の妹である春海も絡み合い、淡い期待感もあるが複雑な心境の良治であった…。