倫理観ガバガバのバンドマンたち。ちょっと切ないヤケクソ感。
カバーの絵でBL的には損をしている感じですが、この作者が好きなら買って間違い無し。
ただし、倫理観は終わってるバンドマンたちのお話です。(やや寝取られ?的なシーンもありなので苦手な方は注意)
誰も欲望に勝てないヤケクソ感と、元バンドマンのオッサン二人の腐れ縁関係は見ていても全くスッキリしない。
だけど、そこへ割り込む若きバンドマンの志門が純粋で真っ直ぐなので救われてる作品。
結局はジーの魔性に遥も志門も絡め取られたともいえるけど、先に歳を取っていくのはジーの方なのでこの先は志門のターンなのではないか?と描き下ろしを読んで想像できた。描き下ろしがあってようやく納得。