あらすじ【本能に抗えないα(アルファ)、こんなカラダならいらない。】 弟のカナエが誕生する時、ユキの母親は命をかけた。 父が反対しても頑なに産むことを貫き通した母の姿勢はユキに多大な影響を及ぼした。 カナエに身篭らせてしまった自分の子供を生かしたい。 弁護士の鳴海(なるみ)はそんなユキに手を差し伸べ、息子のルカと共に歩む人生を用意する。 その幸せはユキを鳴海に対する自己犠牲へと駆り立てていく。 誘拐された鳴海の弟を巡る軌跡、第2弾。
みる通報5.0「さよなら恋人、」、「ロストチャイルド」、「宮内ユキについて」とシリーズ読みました。どの話も最初読んだ時は暗く絶望的な気持ちになりましたが、それでも何回か手に取ってしまいます。 そして読むたびにそれぞれの幸せと強さを感じます。ユキも今は切ないくらい不幸を選んでいるけど、最後は穏やかな幸せにたどり着けると期待しています。ルカは文句なしにかわいい。2024/05/01いいね