あらすじ【このふたりが恋愛感情で結ばれる未来、想像つく?】 千秋との関係が、彼の描いたネームにより岡野に知られることになった忍。この5年間の想いを改めて千秋から打ち明けられるも、その時みひろは、部屋で自傷行為に及んでいた。 みひろの元へと戻った千秋と連絡が取れなくなって数日、地元で自分の気持ちと静かに向き合った忍は、ひとつの答えを出す―――。 40歳からの夢と仕事、恋と愛の物語、待望の第10巻! ※第33~35話を収録
sechu通報4.0面白かったリアルな心模様をとてもうまく表現していて最後まで一気に購入してしまいました。主人公が年齢を重ねていくあせり、ショックな事があっても折り合いをつけて大人としてのプライドを見せつけたと思えば、本当は不安でどうしようもなかったり...愛する若い男の子に、全部気持ちを預けていけないと思ってしまうところ。夫に対する嫌悪感や絶望感、今に始まった事ではない積み重なった思い...本当、読んでてこの旦那嫌だった笑食わせてやってるだろう?何が不満なんだ?とマウントをとるような嫌な感じだったのに、ほんとはめっちゃ小さい男だった...wストーリーの中で、この悪役を演じてくれた夫にはある意味感謝だけど。そして、世の中の男性はこういう人多いんだろうなと思った。夫の事には関わりたくないのに、子供の事は捨てきれない大切にする気持ちにも共感。息子もやはりお母さんが好きなので苦しむお母さんを解放してあげたい愛も伝わってきて、わかるなぁという感じ。続きがあるなら是非読みたい。結婚という形をとるのかわかんないけど二人には幸せになってほしいなと思った。2022/05/01いいね(1)
オリーブさん通報3.0悲しいね人生は。四十歳はまだまだ若い。独身の女性もまわりにいっぱいいます。でも結婚しての四十歳は、子供は大きくなって、夫との関係は馴れ合いになって、自分を一番には考えられない。結婚してから夫以外の人を好きになるのは、しんどい人生を選んでしまうことなのかなあ。自分らしく生きるのは難しいと感じた一冊でした。2022/03/12いいね