あらすじはるかむかし、常不軽菩薩という名の菩薩がいた。彼は2百万億年の数倍もの寿命の中で法華経を説き続け、無数の人々を皆さとりの道へと導いた。長い寿命が尽きた後も、常不軽菩薩は何度も違うほとけに生まれ変わって法華経を説き続け、このうえないさとりを得、ほとけになったのである。常不軽菩薩は世尊の前世の姿だったのだ。法華経は菩薩たちをさとりに導く尊い経である。菩薩たちは常に法華経を学び伝えよと世尊は唱える。