あらすじとある有名私立中学校の男子生徒4人が、1人の男子生徒を自殺へと追い込んだ。 これに慌てたのは母親4人。わが息子の将来を守るために、なんとしてでも、この「いじめ」が明るみにでないよう画策するが―――。 日々は流れ、事件は落ち着きを取り戻そうとするが、物語はさらに不穏さを増していく。 首謀者の中でボスママ的存在であった「有馬虹歌」が、徐々に本性をさらけ出すようになったからだ。 「もはや逃げ場がない」3人の主婦がそう悟ったところが地獄の入り口。この3人の母親たちは、狂気の色に染まっていく―――。