あらすじ恋人なんて、いたことない。どこにいても人から言われることは同じ――キレイだとか相手にされないとか――。そんな陸也(りくや)は、基樹(もとき)と出逢う。一見ちょっと恐そうだったけど、仕事のできるいい人だった。昼間、仕事ではあんなに真面目なのに、二人きりの時は別人のように熱くなる――そんな人に、「好き」と言われて……。表題作を中心に、細密かつハードな描写で紡がれる愛の形。著者入魂のBL短篇集。