「だからお前とは二人になりたくなかったんだ」
これは、口に出しても、気付かれてもいけない想い――。
ナツとアキは生まれたときから一緒に過ごしてきた幼馴染みで親友同士。
けれどナツの“好き”は随分前から友達の枠を超え、特別な感情に変わっていた。
気持ちを悟られまいと少しずつ距離を取ろうとするも、アキは毎日のように迎えにきたり部屋に遊びにきて…。
そんなある日、「ナツとずっと一緒にいたい」というアキの言葉が、抑え続けていた想いの蓋を開けてしまい――…!?
一途すぎる無表情男子×恋をまだ知らない元気っ子、思春期二人の切ないエモーショナルラブ。