「夕焼け番長」(原作:梶原一騎)、「チャレンジくん」の荘司としおの自転車旅行をテーマにした代表作、一挙刊行。第26巻「おなじアホウならの巻」自転車での日本一周をめざし、友人の陣太郎と共に旅に出た輪太郎。入院中の日高はようやく松葉杖をついて歩けるまでに回復した。だが、白バラ養護施設の美人教諭・島田が見舞いに来ないことにショックを受け、日本一周を断念して故郷の秋田に帰ると言い出した。島田先生の本当の気持ちを聞いていた輪太郎から真実を知らされるが、日高は「実家の大工を継ぐ気持ちは変わらない」と言い放つ。(原書:1978年4/15刊行)