あらすじザクロは血の味…。鬼子母神が人の子食らわぬよう、赤い果実を捧げましょう。 子供を食い殺す鬼子母神を祭った神社に捨てられていた籠女(かごめ)。幼い頃から自分には分身がいると信じる彼女は、それを解くカギが鬼子母神にあると悟る。そして、籠女が神社の扉を開けたとき、山間の村は血の色に染まった。