あらすじ1990年、平成2年9月――1歳になった一生(かずお)は、まだICU(集中治療室)のベッドの中にいた…。そして、父・大樹は、テニス選手として致命的な1年間のブランクをおして、全日本選手権テニス・トーナメントにエントリー。すべてはファロー四徴症という心臓病をもって生まれた我が息子・一生に、生きる希望を伝えるために!