性と恋にまつわるオムニバス
道を歩くだけで知らない男性から口笛を吹かれる、
“フツー”になりたくてセックスとお札を交換する、
恋をする、
「あなたになりたい」と願う、
自己嫌悪と嫉妬で、息もできない…
『先生の白い嘘』などの鳥飼茜が描く、
様々な感情に溺れそうな10代の女の子たち。
それは、どれも私たちの身に覚えのあるものだ。
…「大丈夫?」
これは読む者を打ちのめし、
そして、救う物語。
表題作のほか、“感染”をキーワードに女の嫉妬を肉筆したホラー『鬼さんこちら』(週刊ビッグコミックスピリッツ掲載)など全8編を収録。