サーキットの狼スーパーワイド完全版第七巻「ル・マン・インジャパン編」。F1日本グランプリ開催で沸き立つ日本のモータースポーツ界に、もう一つのビッグニュースがもたらされた。公道を閉鎖してグループ5(シルエットフォーミュラ)を中心としたビッグレースの開催が決定。ル・マン24時間レースを彷彿とさせるこのレースはいつしか「ル・マン・インジャパン」と呼ばれ、このレースでの上位6位まではヨーロッパ遠征が約束されるということもあり、国内のトップレーサーたちが目の色を変えて参加することとなった。風吹裕也は愛車ランチャ・ストラトスをシルエットフォーミュラに改造して参加することが決定。ライバル早瀬左近はヨーロッパのレースを席巻するポルシェ935-77ターボにて参戦。そしてかつてのライバルたちも続々と参戦し、ビッグレースの火ぶたが切られることとなった。