サーキットの狼スーパーワイド完全版第四巻「流石島レーススタート編」。A級ライセンスを取得した風吹裕也、そのデビュー戦となるのは谷田部が新設した瀬戸内海に浮かぶ流石島(さすがとう)サーキットと決まった。病に倒れた沖田の愛車フェラーリ・ディノをサーキット用にチューンナップしたディノR・Sを駆りテクニカルなサーキットに挑む。左近のポルシェ・カレラRSRターボ、イギリスでの修行から戻った隼人・ピーターソンのBMW・3.0CSL、若者たちに触発されて出場を決意した飛鳥のランボルギーニ・ミウラ、さらにはランボルギーニ・イオタを駆る潮来のオックス、フェラーリ・308GTBを駆る謎の美女フェラーリの女豹、屈指のドライバーが駆る最高のレーシングマシーンが、300km/hでうず潮バンクへと突入していく。