明るく元気な妹・瑠羽は、優等生の姉・優帆のことを心から尊敬していて、優帆は瑠羽のことを可愛らしく思っている。2人は誰から見ても健やかに真っ直ぐ育った、仲の良い姉妹であった。ある日、最上家のポストに宛名も差出人も書いていない1通の封筒が届くが、ダイレクトメールと思った瑠羽は開けてしまう。中には1枚の写真が入っていたが、優帆が自室で自慰に耽る姿が映し出されていたものだった。それを一目見た瑠羽の顔から血の気が引いていく…盗撮され、その写真をネタに姉は脅されたと思った瑠羽は、姿の見えぬ写真の送り主から優帆を守る決意を固める。しかし、この時、悲劇の歯車はすでに回り始めていたのだった…。