【フルカラー248ページ】日下部秋彦は妻に浮気をされて、あげく蒸発されてしまう。妻の母である五十川さゆりは若い頃男に騙されて娘を産んでから水商売で娘を養って来た。娘の蒸発を知って「やはり自分と同じ淫売の血が」と泣き出す義母を慰めつつも、余りにも艶やかな義母の姿に、禁欲生活が続いていた秋彦は欲情してしまい、だが義母も彼の視線には気付いていた…。更には彼を出来愛する叔母の二階堂藤乃が尋ねて来、また、偶然の一致か朝比奈静江と名乗る女性が彼を尋ねてくる。朝比奈という姓は、妻と共に蒸発した男と同じもの。行くあても無いという彼女を仕方なく受け入れ、見捨てられたもの同士の奇妙な同居生活が始まった…。