▼第54話/意欲。▼第55話/嫉妬。▼第56話/告白。▼第57話/喪失。▼第58話/特訓。▼第59話/当日。▼第60話/結果。▼第61話/隠密。▼第62話/熱中。▼第63話/慢心。▼第64話/窮鼠。●主な登場人物/ジュン(コロニー・ヤマタイ出身の15歳。予備校に通うため地球の“東京”へやってきたが、只今バイクに夢中)、ノブ(リサイクル資源採掘坑で働く青年。ジュンを同じ職場に紹介する)、モラ(ジュンと同じ予備校に通う浪人生らしき女の子。ノブとつるんでいる)●あらすじ/雷で管理システムがダウンした影響で、暴走した一台のタクシーが事故を起こした。現場を訪れたヨシムラは、システム回復まで待つしかない状況に直面して、管理社会に縛られないバイクを思い浮かべて自嘲する。一方、落雷で黒焦げになったノブのバイクの修理にデイブが追われている中、ジュンはバイクで出かけたまま帰ってこないモラとイーサムのことが気になるが…(第54話)。●本巻の特徴/バイク自粛中のジュンたちは、仲間で海へ遊びに行く。その際、イーサムに「モラとの仲を取り持って欲しい」と言われたジュンだが、モラは「直接言ってこない男には興味なし」と拒否。そこへ「俺ならどう?」と名乗りを上げるジュンに、モラが出した答えとは…!?●その他の登場人物/デイヴ(レストラン「五季」のマスター。102歳)、ヒデ(通称・ファントム。“ビジネス”でバイクを駆る男。ノブたちとは対立関係)、ナムラ(ジュンの予備校での先輩。ジュンとバイクの関係を嗅ぎつける)、イーサム(ジュンと同い年の予備校仲間。東京の地下にある大深々度居留区“どん底”の出身)、教授(予備校オーナー。裏でデイヴたちに資金や情報を提供している)、ヨシムラ(ヤマタイ出身の公安。ヤマタイでは教科書に載るほどの英雄)