ある夏の終わり、長野の山荘で偶然見かけた赤くてきれいなタマゴタケ。その可愛いフォルムと鮮やかな色に魅せられた著者は印象的な出会いを経て、どんどんきのこの世界へと引き込まれていきます。その活動は阿寒湖や白神山地など、きのこの有名な生育場所を巡ったりきのこ勉強会や、キッタリアを食べるイベントに参加したりと活動的。赤くて魅惑的ながら猛毒のベニテングタケビビッドな青い色が美しいソライロタケ白いレース状のマントをたなびかせるキヌガサタケひと晩でインクのように黒く溶けてなくなるササクレヒトヨタケなどなど、知れば知るほど不思議な生態や旨味たっぷりのおいしい味わいにもせまるきのこの魅力たっぷりの、オールカラー・コミックエッセイです。◆もくじプロローグ きのことの出会いその1 阿寒湖で新井文彦さんに会うその2 白神山地で雨に打たれてきのこ探しその3 きのこの勉強会できのこの神秘を感じるその4 きのこを探してあっちへこっちへその5 きのこ同好会のみなさんと富士山観察会へその6 食べるきのこ&きのこ鍋その7 アミガサタケ狂想曲その8 魅惑のベニテングタケその9 キッタリアを食べる濃厚な夜その10 ついつい増えちゃうグッズたちその11 はかないきのこの女王様その12 光るきのこを求めて和歌山へエピローグ そしてきのこ道はつづく