あらすじ【人嫌いの神様×生贄の少年】元はその力で多くの土地に豊饒をもたらしていた神・オブシディアンは、人々の信仰心の薄れから供物を食べず、力を弱めていた。そんな中、日々をけだるく過ごしていたディアンの元に、麓の町から一人の少年・シュクルが、生贄としてその身を捧げにやってくる。どうか自分を食べて、土地を潤してくれと願うシュクルを、はじめは邪険にしていたディアンだったが、その純粋さと健気さに心惹かれ、シュクルを大切な存在として側におきたいと思うようになり――?