絵柄にクセあり
この作者さんの作品を初めて手に取ったものとしては、キャラクターの容姿に少々クセがあるのが気になった。
最初は柔らかい雰囲気や、シェアハウスに住むならお世話が必須という男の子・冬太郎くんの可愛らしさに惹かれたものの、主人公をはじめとしたキャラクターの目や、アニメチックな髪型がちょっと苦手かも……という気持ちがだんだん強くなり、読むのを中断した。
それから、冬太郎くんのことを赤ちゃん赤ちゃんいうんだけど、大きな括りでいえばそうかもしれないけれど、もう言葉を発せたり走ったり踊ったりできる子のことを、日常会話の中で「赤ちゃん」とはあまり言わないような? と思った。
少なくとも2歳になったばかりのうちの甥っ子と同じくらいか少し上には見えるし。
ストーリーの方も、同じシェアハウスの住人にタイプの違うイケメンが2人いて、主人公は今のところ優しげなイケメンの方に好意を持っているんだけど、結局最終的にもう片方の、今は毛嫌いしている方に惹かれていくんだろうな……というのが見て取れる感じがして、あまりこの先に興味が湧かない。