夏休みに幼なじみの海老江杏とともに祖父の墓参りに訪れた貴石介。不注意で道路へ飛び出した介はトラックに轢かれて生死をさまよう。臨死体験中の介が、生きて杏にもう一度会いたいと願うと、どこからともなく不思議な声が聞こえてくる。すると、介の目の前は光で真っ白になり、気がつくと病室で杏に抱きつかれていた。臨死体験中に謎の声に言われた「特別な力を授ける」「その力で人生を悦びで満たせ、さもなくば主の身体は朽ち果てる」ということを胸に元の生活へと戻る介だったが、ある朝杏を起こしに彼女の部屋を訪れ、無防備な彼女の姿を見た途端に欲情し、本能が命じるままに彼女の胸を揉みしだいてしまう。その後、目を覚ました杏も介の行為を受け入れてふたりは身体を重ねて行き…。