何でも好きな哉太(かなた)が今度は野良犬を拾ってきた。そんな彼に、みらのは「あたしを一番好きになってほしい。そういう人じゃなきゃダメなの」と言い、哉太を振ってしまう。その頃水鳥は担当の編集者に「暮らす場所がないなら僕のところへ来ないか」と誘われ、彼の誘いに乗ることに。一方哉太は、みらのに言われたことを気にして自分の一番好きなものについて悩み始める……。そして水鳥がマンションを引っ越すことを知った哉太は、水鳥を……。
何でも平等に好きだった哉太。水鳥はその中の一人だったけれど、哉太がみらのと別れた時、彼の中で何かが弾ける!