あらすじスロウハイツに入居し、執筆活動を再開してからの公輝は、黒木の売り出し方の上手さもあり、相変わらずの人気小説家ぶりだ。彼の活躍に追いつきそうなのが、脚本家の環。その二人の“ツートップ”に比べると、狩野や正義、スーたちはまだまだクリエイターとは名乗れないレベルだ。そんな中、幼年漫画家をめざし、毒のない「きれいな世界」を描き続ける狩野に、読み切りコンペのチャンスが回ってきたが……。