獄本(ごくもと)に抱かれると無意識に身体が悦んでしまう…。快楽に溺れる自分を編集失格と苛む夏目(なつめ)だが、周囲からは「夏目は獄本の特別で、編集者に向いている」と褒めそやされる。十年前のサイン会。担当編集就任時の反応。ビジネスライクな関係で、特別なことなんて何一つないのに――…。整理のつかない気持ちを抱えた夏目は獄本を避けるようになるが、暴君な彼の呼び出しに逆らえず、再び責められていく。「こんなに美味そうにしゃぶって…すっかり雌穴じゃないか」いつも以上に激しく突き上げる獄本の甘い責め苦に、ついに夏目は…!?