「俺と居るとお前まで悪いうわさされるかもしれない…」
ひょんなことから従弟のダイと同棲することになった主人公の悠。
親戚以上恋人未満の関係にどぎまぎするも、彼女にはもっと大きな悩みがあった…。
ダイの父親が作った借金を返済するために彼が始めたのは《身体を売る》こと。
本当は反対したかった…、でも父親を守りたいという彼の気持ちをとめることはできなくて。
お金を稼ぐほどに自らの存在を卑下し、彼の心は闇にとけていく…。
「汚くないなら俺にさわれる?」
彼を救うため…、絶対に言えない私だけの秘密…。
『へーきだよ。だって私も身体を売っているから…』
未熟なふたりが紡ぐちょっとダークで純粋なラブストーリー。
「私たちはきっとまだ大丈夫…」