東京でいま一番アブない街、愚連街――
チェルノボーグのアジトで“光”一派の幹部『ブタ』を追い詰めたかに思えた虎坂シーマだが、待ち伏せていた巨人に襲撃されてしまう。その絶体絶命のピンチに駆け付けたのは天道マハルだった。修行中の「死蘇天魔(システマ)」を武器に一度は退けたものの、薬を打たれて凶暴化した巨人は、異常な膂力で再びマハルを襲う!必死で立ち向かううち次第に邪気に呑まれていくマハルに、師匠であるヴォルコフは焦燥と危機感を抱くのだった…
モモの運命を握る激闘の行方はーーー??
第惨部「ブラッディ・シンドローム」物語は最終局面へ向けて転がり出す!!